ハイプロンが効く仕組み

ハイプロンの有効成分であるザレプロンは、「非ベンゾジアゼピン系」というカテゴリーに属するもので、簡単にいえば脳の緊張や不安を解消し、リラックスさせることでスムーズな入眠へと導く作用を持っています。
そもそも入眠障害は、原因は外的要因や精神的な要因などさまざまですが、直接的な原因になっているのは脳や神経が興奮状態にあることです。
強い緊張や不安、ストレスなどがある状態では、いわゆる「気持ちが張り詰める」という状態になってしまい、なかなか睡眠に必要なリラックス状態へ移行することができません。

そこで役立つのが、ハイプロンの有効成分であるザレプロンです。
この成分には、脳に作用してリラックスさせるという効果があります。具体的には、GABAと呼ばれる物質の働きを強めるという作用を持っています。
GABAは体内を飛び交っている神経伝達物質のひとつで、脳や脊髄といった体の中枢で働き、抑制性を持つという特徴があります。抑制性……すなわち簡単にいえば興奮で高ぶっているところに作用して「ハイハイ落ち着いてね」と促す性質を持っているわけです。

つまり、ハイプロンを飲むことでGABAの作用が強められ、脳の緊張・不安・ストレスが緩和されてリラックスするため、スムーズに入眠できるようになるわけです。